ロードバイク初心者でクリテリウムを目指しているけど、具体的にどんな筋トレをすればいいかわからない…そんな悩みを抱えていませんか。「宅トレで十分?」「ジムや器具は必要?」という疑問にもお答えします。この記事では、クリテリウムに向けた部位別の筋トレメニューを自重・器具それぞれ紹介します。忙しい毎日の中でも取り組みやすい内容にまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
目次
【脚部】クリテリウムのスプリント力を生む筋トレメニュー
ペダルを踏み込む力の源は、大腿四頭筋(太もも前面)・ハムストリングス(太もも裏面)・臀筋(お尻)です。この3つをバランスよく鍛えることで、スプリント(全力加速)時の爆発力と、長時間走り続けるための持久力が向上します。クリテリウムはコーナーを抜けるたびに加速を繰り返す競技です。そのたびに脚でパワーを出せる筋力を養っておきましょう。
- 【自重①】スクワット:肩幅に足を開き、膝がつま先より前に出ないよう意識しながらゆっくり腰を落とす。10〜15回×3セット。太もも全体と臀筋に効きます。
- 【自重②】ランジ:片足を大きく前に踏み出し、後ろ膝が床につくギリギリまで腰を落とす。左右各10回×3セット。ペダリングの片脚ずつの動きを模した動作です。
- 【器具①】ゴブレットスクワット:ダンベルを胸の前で両手で持ちながらスクワット。負荷が増し、体幹も同時に鍛えられます。10回×3セット。
- 【器具②】ダンベルデッドリフト:ダンベルを両手に持ち、背筋を伸ばしたまま上体を前傾させる。ハムストリングスと臀筋に強く効きます。10回×3セット。
- 【器具③】ブルガリアンスクワット:片足をベンチや椅子に乗せ、前足だけで体を支えながらスクワット。片脚の筋力差を均等にする効果があります。左右各8〜10回×3セット。
【体幹・背中】パワー伝達を高めるコア&バック強化メニュー
体幹(コア)とは、腹筋・背筋・腸腰筋などの胴体を支える筋肉群のことです。体幹が弱いと、ペダルに力を込めたとき上体がブレてパワーが逃げてしまいます。また、背中の筋肉はハンドルを引きつける力に直結し、スプリット時の姿勢安定にも欠かせません。体幹は脚・上半身どちらのトレーニングにも関係する「土台」なので、最優先で鍛えておきたい部位です。
- 【自重①】プランク:うつ伏せの状態で肘とつま先だけで体を支え、体を一直線にキープ。30秒×3セットからスタート。全身の体幹を鍛える基本中の基本です。
- 【自重②】バードドッグ:四つん這いの姿勢から、右腕と左脚を同時に伸ばしてキープ。左右交互に各10回×3セット。腰痛予防にも効果的です。
- 【器具①】ダンベルルーマニアンデッドリフト:ダンベルを持ちながら上体をゆっくり前傾させ、ハムストリングスと脊柱起立筋(背骨を支える筋肉)を鍛えます。10回×3セット。
- 【器具②】ダンベルロウ:ベンチや椅子に片手をつき、反対の手でダンベルを引き上げる動作。広背筋(背中の大きな筋肉)を集中的に刺激します。10回×3セット。
【胸・肩・腕】コーナリングと集団走行を支える上半身メニュー
クリテリウムでは、コーナーを何度も曲がりながら集団の中を走ります。ハンドルをしっかり保持し、接触があっても体勢を崩さないためには、胸・肩・腕の強化が不可欠です。上半身が弱いと、レース後半に腕が疲れてハンドル操作が雑になりがちです。また、スプリント時には上半身でハンドルを引きながら脚の力を最大化する動作が必要です。上半身の強化は、脚の力を無駄なくバイクに伝えるためにも重要な要素です。
- 【自重①】腕立て伏せ(プッシュアップ):手は肩幅より少し広めに置き、体を一直線に保ったまま肘を曲げる。10〜15回×3セット。胸・肩・腕を同時に鍛えられます。
- 【自重②】ワイドプッシュアップ:手幅を肩幅より広くとった腕立て伏せ。大胸筋(胸の大きな筋肉)の外側をより強く刺激します。10回×3セット。
- 【器具①】ダンベルショルダープレス:ダンベルを肩の高さで構え、真上に押し上げる。三角筋(肩の筋肉)を鍛え、ハンドル保持力が向上します。10回×3セット。
- 【器具②】ダンベルフライ:仰向けになり、ダンベルを弧を描くように開閉する。大胸筋をストレッチしながら鍛えられます。10〜12回×3セット。
- 【器具③】ダンベルカール:ダンベルをゆっくり肘で曲げて持ち上げる。上腕二頭筋(いわゆる力こぶ)を鍛え、ハンドルを引く力を補います。10回×3セット。
筋トレの効果を底上げするサプリメント:プロテインとクレアチン
せっかくトレーニングを頑張っても、栄養が不足していると筋肉がうまく合成されません。1日に必要とされるタンパク質量は「体重1kgあたり1.2〜2.0g」とされており、食事のみで対応しようとなると非常に手間がかかります。特に忙しい社会人・育児中の方は食事が偏りがちなため、サプリメントで補うのが効率的です。食事の質を保ちながら、サプリで不足分を補う習慣をつけておくと、トレーニング効果がより早く出やすくなります。
まず最初に取り入れたいのがプロテイン(タンパク質補給のサプリ)です。筋肉の材料はタンパク質であり、トレーニング後30分以内に摂取することで筋肉の回復・成長を促します。食事からだけでは必要量を摂りにくい方にも手軽でおすすめです。
もう一つ注目したいのがクレアチンです。クレアチンとは、短時間の高強度運動(スプリントなど)のエネルギー源を増やす効果がある成分です。クリテリウムのような瞬発力を要するレースや筋トレとの相性が特に良いとされています。プロテインと組み合わせることで、トレーニング効果をさらに高められます。いずれもパッケージの用量を守って使いましょう。
宅トレの効率を上げる器具選び:まずは一つから始めよう
ここまで紹介した「器具あり」のメニューは、自重だけでは難しい負荷や動作範囲をカバーしてくれます。とはいえ、最初から器具を揃えなくても大丈夫です。自重トレで体の動かし方に慣れてきたら、少しずつ器具を追加していくのが無理のない順番です。
最初の一歩として手軽なのが、トレーニングマットとプッシュアップバー(腕立て伏せ補助器具)です。マットは床や関節への負担を軽減し、プッシュアップバーは通常より深い可動域で胸・肩を刺激できます。どちらも数千円程度で揃えられます。
マットとプッシュアップバーに慣れてきたら、次のステップとして検討してほしいのが可変ダンベルです。重さを細かく調整できるため、1セットで脚・体幹・上半身のあらゆる部位に対応できます。固定式ダンベルを重さ別に何本も揃えることを考えると、省スペースでコストも抑えられるのが魅力です。この記事で紹介したダンベル種目はすべて可変ダンベル1セットで実践できます。器具選びに迷ったときの、ひとつの答えになると思います。
まとめ:部位別メニューをコツコツ続けてクリテリウムを制そう
この記事では、クリテリウムを目指すロードバイク初心者向けに、部位別の具体的な筋トレメニューをご紹介しました。自重トレだけでも十分な効果はありますが、器具を揃えると鍛えられる幅が広がります。サプリも上手に活用しながら、継続することを最優先にしていきましょう。
- 脚・体幹・上半身をバランスよく鍛えることがクリテリウムでの総合力につながる
- 自重トレで十分だが、可変ダンベルを1セット持っておくと負荷・種目の幅が大きく広がる
- プロテイン+クレアチンの併用でトレーニング効果をさらに高められる
おすすめの可変ダンベル選びについてはこちらの記事で詳しく解説しています👇
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